Judgment Hostを登録して判断・参照証跡を確認する
BrainbaseのJudgment HostをCodexへ登録すると、1つのturnを3つのHookで追跡します。
UserPromptSubmitで判断episodeを開始するPostToolUseで実際のBrainbase MCP呼び出しを順番に記録するStopで返答先頭の監査行を検査し、episodeを完了する
この機能はCodex向けの任意設定です。ローカルで動作し、Hosted Brainbase、secret、プロジェクトへの接続は必要ありません。
初回導入では、先にMCPの実動作を確認します。10分で試すのチェックリストへ戻れば、現在地と次の確認を一枚で追えます。
表示の見方
知識参照が不要だったturnでは、返答の先頭が次のようになります。
🧠 判断参照: 「この仕組みを説明して」を参照 → 質問として回答 ✓
📚 Brainbase未参照: 必須参照なし・実呼び出し0回 ✓🧠 判断参照は、判断に使った実際のユーザー発言と対応方針を示します。📚は、実際に成功したBrainbase MCP呼び出し、または参照不要で0回だった事実を示します。⚠️は、参照元不明、tool error、空の結果、監査契約違反などを示します。- 長い発言は1行へ短縮され、tokenやsecretに見える値は伏せられます。
「それでいい」の対象を会話から特定できない場合は、成功に見せません。
⚠️ 判断参照: 「それでいい」の対象を特定できず → 確認質問判断証跡と知識参照を分ける
🧠 判断参照 は「どの依頼をどう扱ったか」の証跡であり、Brainbase MCPを呼んだ証拠ではありません。実呼び出しは、PostToolUse が記録した次の行で確認します。
| MCP tool | 表示 | 意味 |
|---|---|---|
get_context | 📚 Brainbase参照先: | 参照先の決定 |
search | 📚 Brainbase検索: | 検索 |
search_personal_kg | 📚 Brainbase取得: | 取得 |
toolがerror、空、または不正な結果を返した場合は、対応する ⚠️ 行になります。参照が必須のturnでは、0回の表示で完了したことにはできません。
これらの表示は、ファイル書き込み、送信、公開、デプロイなどの許可や、依頼そのものの成功を証明しません。通常の権限と承認は別に必要です。
Codexへ登録する
パッケージとしてインストールした場合は、追加される設定をプレビューします。
brainbase judgment:install --target codex --dry-runリポジトリをcloneした場合は、先にビルドします。
npm run build
node dist/cli.js judgment:install --target codex --dry-run確認した設定断片を新しいファイルへ保存する場合は、未作成の出力先を指定します。
brainbase judgment:install --target codex \
--output /tmp/brainbase-judgment-hooks.json出力された UserPromptSubmit、PostToolUse、Stop の3項目を確認し、~/.codex/hooks.json へBrainbaseの項目だけを統合します。コマンドは既存設定へ自動マージせず、既存ファイルも上書きしません。他のHookは残してください。
CodexからHookの信頼確認を求められた場合は、実行コマンドを確認したうえで承認し、新しいtaskを開きます。
登録結果を検証する
まず3つのHookとローカル正本をまとめて点検します。
brainbase doctor \
--dir ~/.brainbase/personal-os \
--judgment-hooks ~/.codex/hooks.jsonjudgment_hooks.status が ready、events が UserPromptSubmit、PostToolUse、Stop であることを確認します。
次に新しいCodex taskで、普通の質問と追従依頼を続けて入力します。
この仕組みを説明して。
ではそのように進めて。両方の返答先頭に監査行があり、2回目が直前の依頼を参照していれば判断episodeは動作しています。さらにBrainbase内の検索を依頼し、実際のtool呼び出しに対応する 📚 Brainbase検索: などが表示されることを確認します。
保存と異常時の動作
初期receipt、tool event、最終監査行は ~/.brainbase/personal-os/judgment-journal/ にsessionとturn単位で保存されます。
- 同じ
tool_use_idと同じ内容の再送は、同じeventとして扱う - 同じ
tool_use_idで内容が違う場合は、競合として失敗する - journalが破損している場合は、新しいepisodeへ暗黙に置き換えない
- 対応するepisodeがない
Stopは成功にしない - 監査行が不足した最初の
Stopは、1回だけ修復を要求する - 修復後も不完全な場合は、
judgment_stop_repair_exhaustedで非0終了する
表示が出ない場合は、doctor --judgment-hooks の結果、3つすべてのHook、Hookの信頼状態、登録後に新しいtaskを開いたかを順に確認してください。